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La ringrazio

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【2ch】妖怪退治の仕事してるけど、何か質問ある?その2の(6)

引用元:http://hayabusa3.2ch.net/test/read.cgi/news4viptasu/1378561396/
タイトル:妖怪退治の仕事してるけどなんか質問ある?その2




 




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906: 1 ◆cvtbcmEgcY 投稿日:2013/12/05(木) 20:08:49.41 ID:J6Vxv/Ul0
あ、お久しぶり。
なんか終わり宣言されてますが。とりあえず今してる話を駆け足で終わらせるね

手術室でリーのおっさんを待っていると
そのまま2,3時間たった。

おっさんが出てくると、ものすごい疲れている感じの顔だった。
待っていてくれたのか的なことをいったが、すぐさまそれを遮る形で
先生は俺が言っていたことを彼に教えた。

話を聞くうちにリーのおっさんの顔色はどんどん悪くなった。
そして、話を聞き終わると、彼は今ワン君はなぜかどんな処置を施しても
血が流れ出るのがとまらないらしい。

もちろん、応急処置で、流れるのをかなり遅くしたが
それでもおかしいことに、血がひたすら流れ出てい来るという
かなりヤバい状況とのこと。

俺は、これってやっぱり降頭術が原因ですかって聞いたが
リーさんは少し悩むそぶりを見せて、そうだと、俺に答えた。

少し風呂ってくるがすぐもどる




910: 1 ◆cvtbcmEgcY 投稿日:2013/12/05(木) 20:35:13.71 ID:J6Vxv/Ul0
リーのおっさんが住んで着る街というかスラムは実はとあるマフィア?みたいな組織が
仕切っているみたいで。
そんでリーのおっさんはそのお抱えで、風水とか占いとかそういうのをしながら生計を立てている。

まぁ、そういう裏社会云々はまた長くなりそうだから、省略するとして
とりあえず、そのマフィアはほかのマフィアと争って、敵側のボスみたいなのを
殺してしまったらしい。

そんで、新しくボスになったやつが、下に威厳を見せつけるためもあってかな?
大金はたいて、降頭師に頼んで、地元のマフィアのボスの子供さんをのろわせた。

前に書いているように、降頭師ってのは5年や10年くらいでしか、一回働かない。
なぜかというと、一つに罰あたりすぎるから、やりすぎると寿命がちじむから
もうひとつが、「俺、10年に一回しか働かないんだから、そんぐらい他の術者は放っておけ」
という意味合いもある。

術を邪魔されると、邪魔した人間とはどっちかが生きるか死ぬかの争いになるから
そういうのを避けるためもあるのかな?
だから、暗黙の了解として、他の術者は、降頭術がかかった人間をみたら
放置するって決まりがあるらしい。




911: 1 ◆cvtbcmEgcY 投稿日:2013/12/05(木) 20:42:25.23 ID:J6Vxv/Ul0
その呪われたギャングのボスの子供が前の日に連れてこられたあの子
三日前ほどの一度ボスはその子を連れてリーのおっさんに助けてほしいとお願いにらしいが
もちろん、その時は自分にはどうしようもないと、おっさんは断った。

暗黙のルールをまもったんだよ。例えどんなに親しい人でも、こればかりはできないってやつ

しかし、ワン君はそれをやぶった。

まぁ、俺が言うのもあれだけど、彼は若すぎたんだよ。
そんで、俺なんかよりはるかに優秀なのも、少し祟った。

彼はそのマフィアの子供とかなり仲良かったらしくて。
生まれた時に出産に立ち会い、世話や遊び相手もたまにしていたらしく、情が移っちまったらしい。

だから、やばいのは分かっていたが、自分は優秀だし
もし、相手側の降頭師が何か仕返しをしかけてきても、自分ならなんとかできて、
自分の先生には迷惑かけないと思って
リーのおっさんが留守になったのを見るや否や、ボスに連絡して

降頭術を破ったのだ。
何も知らない俺とかもついでに使ってね




912: 1 ◆cvtbcmEgcY 投稿日:2013/12/05(木) 20:48:54.26 ID:J6Vxv/Ul0
これがいわゆる業かな?
分かっていても、情に流されてしまう感じ。
一度仲良くなってしまった人間とのつながり
一度仲違いになってしまった人間のつながり
そういう複雑に絡み合った思いというかそういうのというか

こういうのが後あと、自分の不利益につながってくる。
でも、だからと言って、それを避けたり、払ったりはできない。

ワン君の場合はその例だね。自分が弟同然と思っている子供が呪われた。
それを助けるためには、業を背負うことになる。

でも、自分のみに危機が迫ったとしても、どうしても助けたい。
そういう時のことを、先生は俺にこれを「劫」と教えた。

俺は今でも覚えてる。手術室に入った時の、ワン君のあの真白の顔


914: 1 ◆cvtbcmEgcY 投稿日:2013/12/05(木) 20:58:13.75 ID:J6Vxv/Ul0
リーのおっさんと先生は深刻な顔をして色々話し合った
どうやら、相手側のギャングはてっぽうだまの下っ端で、ワン君を重症にしたうえで
呪いをかけているみたいだと合意した。

まぁ、確実にワン君を仕留めたかったんだろうね。

これは謝りに行っても、無理だし。
助けるとなっても、降頭師側にさらに喧嘩を売ることになる。

先生はリーのおっさんに、出来ることをしたいのは山々だが
さすがにこれは事情も事情だし、関わりたくないと伝えた。

俺はワン君が少しかわいそうだと思って、どうにかできないか先生に聞いたが
先生はそんな情は捨てろ、といった。
そんなことより、お前は自分の身を心配しろ。お前だって降頭術をやぶる手伝いをしたんだろと
さらに続けた。

ワン君はいい手をつかったと言わざるおえない。
俺を使うことで、先生まで巻き込もうとしたんだからね。

まぁ、ただ、先生はそこまでお人よしじゃないので
まんがいち、俺もしかいしの対象だったら、容赦なく切り捨てただろうなぁと
今でも思う




915: 1 ◆cvtbcmEgcY 投稿日:2013/12/05(木) 21:08:05.65 ID:J6Vxv/Ul0
前レスみたんだが、塩ショウガ多分毎日飲むもんじゃないと思う。

あ、自分なんかにとりつかれてそうとか、やばいもんがくっついてそうとか
そういう時にショック療法で吐き出したりするものだと思ってた。
妖怪とかなら、うわ、なんか急にいやなものきた、にげろー的な?

理屈自体は俺自身わからないから、何とも言えないが

中卒の俺でも体に悪そうな感じはする


916: 1 ◆cvtbcmEgcY 投稿日:2013/12/05(木) 21:22:26.50 ID:J6Vxv/Ul0
でも、リーのおっさんは先生と違って、弟子思いだった。
やっぱりワン君をなんとか助けたいとのことだった。

そこで、先生はどうするつもりなんだときいたら
リーのおっさんはただ頭をふり、部屋のどっかに消えていった。

そんで、しばらくすると、またもどってきてこれをどうぞと
爪切りを渡してきた。

俺はあ、これってもしやエンギではないかと思った。これは昔教わった、この人の行動は
もう自分とは関係ありませんよとの儀式らしい。

そして思った通り、先生はその爪切りをとると、かなりの深く爪を切った。
目安としては、少し血がにじむくらい。
俺も、それをやった。痛すぎて涙目になった。

その爪と爪切りをリーのおっさんに渡すと、おっさんは爪切りを割って
その爪を赤い布袋に入れた。

これで、その爪の入った袋を燃やすまで、俺と先生は、リーのおっさんと
一言もしゃべったり、筆談したり、とかそういう交流を一切持っちゃいけないんだけど

彼のその間の行動は、俺と先生とは関係ないよってことになるらしい。

そんで、その日は飛行機のチケットの都合上、まだその家に残ることにしたんだけど
俺と先生はリーのおっさんが準備してくれた客部屋で、中国将棋とかやりながら時間つぶした


まぁ、俺は降頭術の仕返しが飛んでこないか、一日中がくぶるしてた。

俺の場合、助けてくれる師匠なんかいないからねww

その間。リーのおっさんは




917: 1 ◆cvtbcmEgcY 投稿日:2013/12/05(木) 21:28:10.43 ID:J6Vxv/Ul0
何やら準備しているらしく、かなり玄関のほうとかは騒がしかった。

そして、夜中。先生はもう寝ると言って、自分の部屋でぐーすかし始めて
俺も、色々あって眠れなくて、うとうとしていて、でも、やっぱり疲れもたくさんあって
結局眠りに落ちようとしたそれくらいの時に

俺の部屋のドアをトントン叩く音がした
そんでぼんやりとワン君の声が聞こえてきた。

なにをしゃべっているのかは、多分中国語だったのかな?
よく理解できなかった。寝ぼけてたしね。

なんだよ、こんな時間に、とか思いながら。
めんどくさいから放っておこうとかそんな風に無視してたら

急にッバと足を強く引っ張られた気がする。
そんで、急に眼が覚めて、身を起こしたんだけど、真っ暗で何も周りが見えないのに
くすくすくすっとなんか誰かが笑っているような気がした




919: 1 ◆cvtbcmEgcY 投稿日:2013/12/05(木) 21:35:13.31 ID:J6Vxv/Ul0
気味が悪かった。
なにかすごく嫌な予感がしたから、ベットから飛び降りて、ドアのほうに行って
耳を澄ませてみた。今度は何も聞こえなかった。

でもなんか変なにおいがした。嗅ぎ覚えのある匂いだった。
半分寝ぼけた頭はその匂いを認識するのには時間がかかった。
俺はとりあえず、部屋の外の様子をうかがってみようとドアの鍵を回すと
扉はピクリともしなかった。

なんかものすごい重いものが、ドアをふさいでいるようだった。

そんでやっと、その時点で頭の中が明瞭になってきて。
臭いの正体がわかった。
物がやけて炭になっていく匂いだった。

何で、またこんなことにとか、ぼんやりおもってしばらく、ドアを押したり
声をあげたりしていると、扉の隙間から煙がむくりとでてきた




920: 1 ◆cvtbcmEgcY 投稿日:2013/12/05(木) 21:44:35.65 ID:J6Vxv/Ul0
俺はなぜか確信した、これは火事だ。
いや、なんというか俺は火事を経験したことないし
その現場に行ったことがないけど、俺以外の何かが、俺自身の頭に
これは間違いなく火の手が迫っていると、俺に伝えてきた。

そんで、俺はこれはマジでやばいぞ。何が起きたのか知らんが
俺このまま蒸し焼きにされて死ぬかもしれない、と思った。

どうしよう、どうしようと部屋中をまさぐりまくった。
部屋には窓がなく、脱出のルートはないし、使えそうなものはなかった。
ポケットの中にはコンドームがあった。

ああ、俺童貞のままで死ぬのかなぁとか思った。
その時だった。

バンバンと何かがまた強くドアをたたいた。
俺はもうモクモクと煙が入ってくる扉に咳しながら近寄って
だれかーとか叫んだ。
返事はなかった。俺は無駄だと思ったが、ドアを開けようとして
タックルをかました。

すると、扉はバンと、結構すんなりあいた。予想以上に力入れた俺は何かに
頭をぶつけて、痛みで少し悶えた

痛みが治まり、あたりを見ると、結構火がこっちに迫っていた。
そんで、俺のドアの前なんだけど、ドアをふさいでいたものなのか
本棚とか、重そうなタンスとか、そういうものだった。




921: 1 ◆cvtbcmEgcY 投稿日:2013/12/05(木) 21:54:08.62 ID:J6Vxv/Ul0
そういうものは当たりに散らばっていて、もちろん、おれのタックルで
どいたものじゃないだろうって感じだった。

もしそうだとしたら、俺は相当な火事場の馬鹿力を発揮していて、多分
その時なら、キン肉バスターとかできるぐらいだったんだと思う。

一体誰がどかしてくれたんだろうとか、それを考える暇もなく。
俺は逃げ道を探した。階段に行くほうはもう火が広がっていて
とてもじゃないが行けそうになかった。

そんで、そういうえば、先生の部屋に窓が!と思いま出した。
そして、急いで隣の先生の部屋に行った。

部屋に先生はいなかった。
窓のほうにかけよると。俺はぞっとした。二重の意味でね

まず窓の中、ぼんやりとガラスの反射で窓が鏡になっていて
俺の姿の後ろに、黒い影のようなものがたくさんいた。
そして、窓の外、家が燃えているからだろうか。当たりが赤く光って見えているんだけど

そこにはたくさんの無表情の人が立っていた。
現地の人たちだろうか、何もいわず、ただ整然とそこに立っていて
じっと、燃えている家をただ見つめていた。

煙の量がどんどんと増える中、俺には何かを考える暇がなかった。
窓をものすごい勢いで開けて。

俺は、そのまま飛び降りた。




923: 1 ◆cvtbcmEgcY 投稿日:2013/12/05(木) 21:58:04.79 ID:J6Vxv/Ul0
もちろん、一階じゃないし、それなりの高さがあったけど。
それ以上に、パニックになっていたし。その時はそれ以外方法はないと思った。

地面に最初についたのは足だったが、グキッといった。
次にからがを強く打った。頭を守るための手も、ぐぎっといった。
でも、なんとか受け身はとれた。

ふしぎに痛みはなかった。
そして、あたりを見渡すと。現地の人が、俺を見つけたのか
かけよってきて、そんで、俺の顔を見ると。
さっきまで静かだったのがウソだったかのように
みんな、声をあげたり、何か叫び始めた。中には泣きはじめる人もいた。




925: 1 ◆cvtbcmEgcY 投稿日:2013/12/05(木) 22:04:27.90 ID:J6Vxv/Ul0
そっからは、意識を失ったので。覚えていない。
目が覚めると、もう朝で、狭い車の中にいた。
後ろのほうに横たわっている感じだ。

手と足はものすごく痛くて、みると添え木なのか木の板があった。
車の運転席を覗き込むと先生がいた。
助手席は誰もいない。

先生は、もうすぐ病院のある町につくと言ってきた。

俺は、記憶の混乱のせいで状況がまったく理解できなかったし
痛みでそれどころじゃなかったから、道中は静かにうめき声を上げるだけだった

大きないかにも観光名地みたいな町の病院につくと
医者に色々処置された。まぁ、どうやら手と足の骨折と、その他もろもろの打撲らしい

初めて骨折したんだが、骨つなげるあれ、めっちゃ痛いねwww
そして、ひと段落して、とりあえず一日入院するようにと、日本語の分かるその医者に言われて
病室にうつされて、そこでやっと、先生とゆっくり話ができた。




926: 1 ◆cvtbcmEgcY 投稿日:2013/12/05(木) 22:18:43.92 ID:J6Vxv/Ul0
簡潔に言うと、先生は俺を売った。

リーのおっさんは俺をワン君のかわりに殺すつもりだったらしい。

先生によると、リーのおっさんは先生にエンギをする直前に
うちの業界特有の手を使った合図みたいなので、30万でどうだ?(ここでいうのはドルかな?)
と聞いてきたから

先生もあ、これ多分弟子のことだな、と思っていいよと返事した。
(その時の俺はまだこれを習っていなかったが、この件の後にすぐに習得した)

それから、先生は暗黙の了解的に、とりあえず俺を家に残すために、色々と俺の暇つぶしとかに付き合って。
そんで、夜中になったら、こっそり家を抜けだした。

詳しくはリーのおっさんが何をしたかは先生も知らないらしいが。
でも、たぶん俺を殺して、リーのおっさんとワン君が助かるか
俺が生き残って、リーのおっさんとワン君両方死ぬか、どっちかだったらしい。

現在は、ワン君は失踪していて、そんでリーのおっさんはまだ生きているが
もう長くないだろう

リーのおっさんはこんなことに巻き込んでしまって悪かった。
しかし、これしかなかったんだ。許してくれとはいわないとかなんとか
俺に伝えてほしいと先生に依頼していた。

まぁ、これから会うこともないだろうな
それにしてもよくあれで生き残ったな。運がよかった。と先生は締めくくった。

俺はやっぱり何がなんだかよくわからなかったけど、無事なほうの手で
先生の顔をグーでなぐった




927: 1 ◆cvtbcmEgcY 投稿日:2013/12/05(木) 22:26:02.91 ID:J6Vxv/Ul0
リーのおっさんはその夜に、どういう儀式をしたのかはわからない。
もしかしたら、あの地下室の断龍釘とかとも関係あったのかもしれない。

あの時聞こえてきたワン君の声は一体何だったのかも謎だ。
ワン君は失踪したらしいけど、一体どこに消えたというのだ。
何で、家は火事になったんだろうか。そんで、その時外にいたたくさんの
現地の人たちは何がしたかったんだろうか。

俺を引っ張ったりしたり、笑い声が聞こえたのは幻なのか
俺の部屋のドアをふさいでいたもの。
あれをどかしたのは一体誰だったのか。

考えても分からないことが多すぎた。

でも、窓に映ったたくさんの影。あれはだけはわかる。
間違いなく火で、焼けて炭になった。イタチたちだ。


まぁ、この話はこんな感じ。
少し駆け足気味になってすまぬ。




928: 1 ◆cvtbcmEgcY 投稿日:2013/12/05(木) 22:27:01.95 ID:J6Vxv/Ul0
まぁ、それ以降の教訓としては
二度と先生と一緒に外国に行かないってことかな







937: 1 ◆cvtbcmEgcY 投稿日:2013/12/05(木) 23:01:03.12 ID:J6Vxv/Ul0
次スレか。
じゃあ、ここで一個だけ小話をしたら、俺が建てよう。


940: 1 ◆cvtbcmEgcY 投稿日:2013/12/05(木) 23:06:15.10 ID:J6Vxv/Ul0
俺の初めての一人での仕事の話。そんなに怖いもんじゃなかった。

そんときは先生はまだ生きていて、3年くらい前かな。
うちに、20後半近くの男が訪ねてきて、住んでいる家がなんかおかしいから

みてほしいといってきた。

そんで、その男の話を聞くと、どうやら男の家はかなり古いアパートらしく
男は夜勤の仕事も多くて、夜はあまり家にいないのだが

よく近所から、夜中家がうるさいと苦情が来ると、大家に言われた。
でも、言われた時間帯は、明らかに男の家にいない時間帯で

その旨を大家に伝えたら、それはおかしいと言われた


941: 1 ◆cvtbcmEgcY 投稿日:2013/12/05(木) 23:11:52.28 ID:J6Vxv/Ul0
そして、さらにしばらく経って。やっぱり周りから大家まで苦情がきて
大家が文句が言うのだけれど、男は仕事だから、あり得ないといった。

そして、その夜も仕事があるから、男は普段通り家を出た。

大家も男の話を聞いて、まさか泥棒とか?とか思って
少し心配して、その日はアパートの部屋に泊まった。

すると夜中、確かに男の部屋はなんか騒がしかった。
そんで、その部屋に行って、中に誰かいますか―というと急に静かになった。

でも、大家は部屋の中からこちらの様子をうかがう気配を感じたらしい。

大家は、部屋の合鍵を使って、部屋のドアを開けてなかの様子を見てみた


942: 1 ◆cvtbcmEgcY 投稿日:2013/12/05(木) 23:15:16.25 ID:J6Vxv/Ul0
すると、ふしぎなことに、部屋の中には誰もいなかった。

大家は怖くなって、この話を男にした。
男と大家はよくある陳腐な話だけど、部屋にカメラを置いた。

そんでいつもうるさくなる時間帯にタイマーを設置して
1時間録画することにした。

そして、やっぱり、そのひも家は少しうるさくなって
次のひ、カメラを見ると、誰もいない部屋の中で、ただひたすら物音がするのが
聞こえるだけだった。
もちろん、ものも何も動かない。


943: 1 ◆cvtbcmEgcY 投稿日:2013/12/05(木) 23:22:08.37 ID:J6Vxv/Ul0
大家はいくつかのアパートを経営していたので

結構こういう住宅のトラブルというかなんというか風水とかそういうのに
少しつてがあって。大家は用事があってこれなかったから、その日は男一人で
うちに相談にきたとのこと。

まぁ、まずはそのビデオを見せてもらったんだけど。
俺は霊感がないから黙ってて、先生はうーんとか、なるほどーとかなんか
ヤバそうな貫禄をだしてて

でも、この人も多分何も分かってないなーと俺は培った長年経験で察した。

そんでどうでしょうか?と男が聞いてくると。先生はとりあえず、うちのものを
行かせて、様子を見させます。といった。

この段階で、先生はぼろアパートの住人とその大家という組み合わせで関わる
気力を無くしたんだと思う。あんまりお金にならないだろうしね。

そんで、初めて、俺に一人で行って来い。今のお前なら一人でも充分だろと言ってきた。




944: 1 ◆cvtbcmEgcY 投稿日:2013/12/05(木) 23:30:07.29 ID:J6Vxv/Ul0
俺は初めての一人仕事だったから少し緊張した。
こういうのはよくある系の多分実害のすくない軽い仕事だから
特に怖くはなかった。

相手はもし妖怪だとしたら、たぶん「イルス」とかそういう系統のものだとおもった。
イルスってのはまぁ、感じにすれば居留守で

有名どころだと、アズキ洗いとかもこれの一種だ。
まぁ、とりあえず、もしかしたら、幽霊とかのうせいもあるから
少し慎重にことを運ぶことにした。

そのアパートにつくと、部屋の中は狭い7畳くらいで、フローリングだった。
なのでとりあえず、その部屋に小麦粉と塩あと、古いお米類を混ぜたものを
地面にバーと薄く、まんべんなく広げた。

かなり前に書いたと思うけど。幽霊と妖怪の違いって何かというと
幽霊はあくまで精神的な作用をもたらせるけど
妖怪は物理的にも作用をもたらせる。

なんでこの小麦+いろいろとか(詳しく配合は企業秘密)を地面に撒くと
もし妖怪なら、足跡が残るんだよ。
幽霊は残さないけどね。

だから、幽霊は足がないとか、いう話がよくある




945: 1 ◆cvtbcmEgcY 投稿日:2013/12/05(木) 23:40:30.61 ID:J6Vxv/Ul0
そんで、また夜、男は友人の家に泊めてもらって。
部屋ではビデオカメラをまわした。
床には例に粉をばらまいてね

そして、後で確認すると、カメラには特に何も映ってなくて
でも、床のほうには何か紐を引きずったような薄い跡があった。

イルスは、部屋に人がいないときに物音を出すやつに対する総称で
それ自体色々あるんだけど
追い出すこと自体そこまで難しいことではないというか
昔なら、みんなやっていることなんだけど。

俺はそこで深刻な顔をして、とりあえず、お祓いをしておきます
とか言いながら、お札やらなんやら取り出して、それっぽいことをした後に
今日、一晩ここに泊って様子を見ると男と大家にいった。


946: 1 ◆cvtbcmEgcY 投稿日:2013/12/05(木) 23:46:48.84 ID:J6Vxv/Ul0
夜中、俺は電気を消して、部屋の窓をあけた。
そんで、玄関の入口のほうに蝋燭を一本だけ立てて

玄関のほうから、部屋の奥に向かって

豆をまいた。

福はうちー、鬼はそとー的なあれ。
ただ、もちろん一般的に撒くあの豆ではなく、あの豆をさらに自分のおしっこに
一晩漬けて、そんで乾燥させたやつ。

そして、「出て行きなされ、出て行きなされ、ここよりもっと住み心地のいい家
はたくさんあるぞ、こんなより、もっといいお家に行きなさい。そして、そこでいたずらしなさい
そうすれば、また豆を上げに行くよ」と。詩を歌う。

そして、最後に窓を閉めて、蝋燭を吹き消す。これでおわり。

まぁ、なぜもっといい家に行ってもらうかというと
そっちのほうが、駆除しに行ったときにたくさんお金がもらえるからである。
そして、また追い払っては豆をやって、っていう相手側にとっても自分側にとっても
美味しいビジネスなんだ。



949: 1 ◆cvtbcmEgcY 投稿日:2013/12/05(木) 23:55:58.57 ID:J6Vxv/Ul0
今日はもう寝るよ。

新スレに質問でもどうぞ
















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