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『大祓詞』について

大祓詞後釈 / 本居宣長 釈

国立国会図書館デジタルコレクション
http://dl.ndl.go.jp/info:ndljp/pid/2599565

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『大祓詞』 全文と解読

https://ja-jp.facebook.com/notes/貴船神社/大祓詞-全文と解読/521062741280188

『大祓詞』全文

高天原爾神留坐須 皇賀親神漏岐神漏美命以知氐
八百萬神等乎神集閉爾集賜比 神議里爾議賜比氐
我賀皇御孫命波 豐葦原乃水穗國乎安國登平介久
知食世登事依奉里伎
此久依奉里志國中爾荒振留神等乎婆 神問波志爾
問賜比 神掃比爾掃賜比氐 語問比志磐根樹根立
草乃片葉乎母語止米氐 天乃磐座放知天乃八重雲乎
伊頭乃千別伎爾千別伎氐天降志依奉里伎
此久依奉里志四方乃國中登 大倭日高見國乎安國登
定奉里氐 下都磐根爾宮柱太敷立氐
高天原爾千木高知里氐 皇御孫命乃瑞乃御殿仕奉里氐
天乃御蔭日乃御蔭登隱坐志氐 安國登平介久知食左牟
國中爾成出伝牟天乃益人等賀 過犯志介牟種種乃罪事波
天都罪國都罪許許太久乃罪出伝牟
此久出伝婆天都宮事以知氐 天都金木乎本打切里
末打斷知氐 千座乃置座爾置足波志氐 天都菅麻乎
本刈斷末刈切里氐 八針爾取辟伎氐
天都祝詞乃太祝詞事乎宣礼

此久宣良婆 天都神波天乃磐門乎押披伎氐
天乃八重雲乎伊頭乃千別伎爾千別伎氐聞食左牟
國都神波高山乃末短山乃末爾上坐志氐
高山乃伊褒理短山乃伊褒理乎搔別介氐聞食左牟
此久聞食志氐婆 罪登云布罪波在良自登
科戸乃風乃天乃八重雲乎吹放都事乃如久
朝乃御霧夕乃御霧乎 朝風夕風乃吹拂布事乃如久
大津邊爾居留大船乎 舳解放知艫解放知氐 大海原爾
押放都事乃如久 彼方乃繁木賀本乎 燒鎌乃敏鎌以知氐
打掃布事乃如久 遺留罪波在良自登 祓給比淸給布事乎
高山乃末短山乃末与里佐久那太理爾落多岐都
速川乃瀨爾坐須
瀨織津比賣登云布神 大海原爾持出伝奈牟 此久持出往奈婆
荒潮乃潮乃八百道乃八潮道乃潮乃八百會爾坐須
速開都比賣登云布神 持加加呑美氐牟
此久加加呑美氐婆 氣吹戸爾坐須
氣吹戸主登云布神 根國底國爾氣吹放知氐牟
此久氣吹伎放知氐婆 根國底國爾坐須
速佐須良比賣登云布神 持佐須良比失比氐牟
此久佐須良比失比氐婆 罪登云布罪波在良自登
祓給比淸給布事乎 天都神國都神
八百萬神等共爾 聞食世登白須


『大祓詞』解読

高天原(たかまのはら ※天上の神々の国)にいらっしゃる皇祖神
(すめみおやのかみ ※親神様)の御命令によって、八百万(数多く)の
神々が一堂に集まり、幾度も議論が重ねられた。
こうした神々による会議・相談の結果、
皇御孫命(すめみまのみこと=瓊々岐命 ににぎのみこと)は
豊葦原瑞穂国(とよあしはらのみずほのくに=日本国)を平和で
穏やかな国として統治しなさい、とお任せになった。
しかし、豊葦原瑞穂国には、素直に従う神もおれば、
ご威光に従わず荒れ狂い暴れ回り、恭順を示さない神々もいた。
そこで、瓊々岐命はそうした神々に『なぜ従わないのか』
ということを幾度も問われたあと、それでも反抗し
従わなかった神々を徹底して討伐し、追い払われた。
こうして、荒ぶる神々だけでなく、言葉をしゃべっていた岩や、
樹、一片の草にいたるまで、その言葉をやめて静かになったように
国土が平穏になったので、瓊々岐命はその玉座を発たれ、幾重にも
重なってたなびく雲を激しく千切るようにかき分け押し分け、
高天原から地上に降臨された。
瓊々岐命はこのように統治を命じられた国において、
「倭(大和)の国」を都と定められ、統治の中心地とされた。
そこで、倭の国の中心にあたる場所に、地中深く穴を掘り、
そこに宮殿の太く立派な柱をどっしりと差し立てられた。
また、屋根の上にはあたかも高天原に届くかのように
千木を大空高くそびえ立て、荘厳で立派な宮殿を
お造りになり、天照大御神の御加護を受けて、
宮殿にお入りになった。
さて、平安に治めるこの国(日本国)の、極めて優秀な国民たちが、
過って犯すであろうさまざまな罪穢、天つ罪・国つ罪など、
沢山の罪穢が現れるであろう。このように多くの罪穢が出るならば、
高天原の天照大御神が行われる天津神の神秘な儀式にならい、それと
同じやり方で、神事に使う祓物(はらいもの)・撫物(なでもの)として、
数多くの堅い木の根本と先端を切り取って適度な大きさ長さに
切りそろえて、机の上に置き、また、清らかな麻の根本と
先端のところを切りそろえて適度な長さにして、今度はそれを
八つ裂きに切り裂き散らして(祓の神事を行い)、天津神が授けた
きわめて効力の高い、神聖で完全な祓いの祝詞を唱えなさい。


このように祓いの祝詞を唱えたならば、天津神(天上の神)は
高天原の宮殿の磐門(御門)をお開きになり、天にかかる
幾重にも重なり合った雲を御威勢で押し分けかき分けて、
その詞をお聞き下さるでしょう。
国津神(地上の神)は高い山や低い山の頂上にお上がりになって、
たちのぼる雲や霧や霞をかき払ってお聞き下さるでしょう。
このように天津神・国津神がお聞き届け下さいましたならば、
罪と名が付くものは一切残らず全て消え失せるだろう。
それはまさに、あたかも強い風が幾重にも重なり合った雲を
吹き飛ばす如く、朝夕の風が朝夕に立ちこめる霧を
吹き払うように、大きな港につながれている
大船の舳先(へさき・船の先端)や艫(とも・船尾)の綱が
解き放たれて大海原に押し放たれるように、見渡す限りの
繁茂した木々を、焼いて鍛えた鋭い鎌でことごとく
薙ぎ払ってしまうように、あらゆる罪を一切残らず
消え去るようにと祓い清められた。
こうして祓い清められた全ての罪は、高い山・低い山の
頂から勢いよく流れ落ちて渓流となっている急流にいらっしゃる
瀬織津比売と呼ばれる女神が大海原に持ち去って下さるだろう。
このように瀬織津比売によって持ち出された罪を、今度は人が
近づけないほどの大海原の沖の多くの潮流が渦巻くあたりにいらっしゃる
速開津比売という勇ましい女神が、その罪をガブガブと呑み込んで
しまわれることだろう。このように速開津比売によって
呑み込まれた罪は、今度は海底にあって根の国・底の国へ
通じる門(気吹戸)を司る
気吹戸主といわれる神が根の国・底の国(黄泉の国)に
気吹によってフゥーっと息吹いて地底の国に
吹き払ってくださるだろう。このように気吹戸主によって
吹き払われた罪は、今度は根の国・底の国にいらっしゃるパワー溢れる
速佐須良比売という女神がことごとく受け取ってくださり、
どことも知れない場所へ持ち去って封じてくださるだろう。
このように、あらゆる罪穢をすっかり消滅させて浄化して
くださるならば、この世界に罪という罪は一切ありません。
どうかこのように致しますので、私どもが『祓え給え清め給え』
と申し上げる(祓いの神事を行う)ことを、よくよくお聞き届け下さり、
お力をお授け下さいますようにと、慎んで申し上げます。

大祓詞の構成と口語訳

http://www2.kokugakuin.ac.jp/kaihatsu/oharai/t_02.html

前文

(1)開式宣言

 この場に集まり控えている親王たち・諸王たち・諸臣たち及び数多くの役所の役人たち、皆の者ら、よく拝聴せよと宣り聞かせる。

(2)儀式の趣旨開陳

 天皇様の朝廷にお仕え申し上げているひれを掛けたり襷を掛けたりして御膳奉仕の職を勤める人々、又靫を背負ったり剣を腰に着けたりして宮廷警護の任に当たる人々、その他数多くの職にある人々を初めとして、それぞれの役所にお仕え申し上げている役人たちが、これまでに過ち犯したと思われる種々雑多な罪を、今年の六月の晦日の大祓の儀式で、きれいさっぱりと祓い清めて下さることを、皆の者ら、よく拝聴せよと宣り聞かせる。

本文

(3)天孫降臨の故事と天皇統治の淵源

 高天の原に神様として鎮まっておられる貴く又むつまじい皇祖の男神様・女神様のお言葉によって、沢山の神々をすっかりお集めになり、十分御審議をお尽くしになって、「我が皇御孫の命(貴い神のお孫様、皇孫邇邇芸命)は豊かな葦原の茂る瑞々しい稲穂に恵まれた日本の国を、安らかな国として平穏にお治めなさい」と仰せられて、この国を御委任申し上げなさった。このように御委任申し上げなさった国の中で、乱暴する神たちを次々に問い糺され、次々に掃いのけられて、さわがしく物を言っていた岩石や樹木や一片の草の葉までも、ものを言うことを止めさせて、すっかり平定して、皇御孫の命を天上の堅固な御座を後にして、空に幾重にもたなびく雲を神々しい威力で掻き別け掻き別けして、天上から地上へお降し申し上げた。このようにして御委任申し上げた地上の国の真中のすぐれた所として、この太陽が空高く輝く大倭の国(大和の国)を、安泰な国として平定申し上げて、地下の大きな岩の上に宮殿の柱を太くしっかりと立て、高天の原に向かって宮殿の千木を高々と聳やかして、皇御孫の命の生気に満ちた御殿をお造り申し上げて、そこを天を覆う陰また日光を覆う陰となる立派な御殿として、皇御孫の命はお住まいになって、これから安泰な国として平穏に統治して行かれるその国の中に、

(4)罪の発生と罪の種類

 どんどん生まれ出て増えて行く人民らがこれからきっと過ち犯すと思われる種々雑多な罪の行為は、まず天つ罪として、畔放ち(田のあぜをこわす罪)・溝埋め(田に水を流す溝を埋める罪)・樋放ち(田に水を送る竹や木の管をこわす罪)・頻蒔き(穀物の種をまいてある上へ重ねてまいて、成長を妨げる罪)・串刺し(家畜にとがった串をさして殺す罪)・生剥ぎ(家畜の皮を生きたまま剥ぐ罪)・逆剥ぎ(家畜の皮を尾の方からさかさまに剥ぐ罪)・屎戸(肥料の屎にのろいをかけて、農耕の妨害をする罪)というように、こんなに数多くの罪を天つ罪として区別を定めて、つぎに国つ罪として生膚断ち(人の膚を傷つける罪、但し被害者が生きている場合)・死膚断ち(人の膚を傷つけて殺す罪)・白人(皮膚の異常に白くなる病気)・こくみ(こぶのような皮膚の異常の類)・己が母犯す罪(自分の母親と通ずる罪)・己が子犯す罪(自分の娘と通ずる罪)・母と子と犯す罪(一人の女性と通じ、更にその女性の娘と通ずる罪)・子と母と犯す罪(一人の女性と通じ、更にその女性の母親と通ずる罪)・畜犯す罪(畜類と通ずる罪)・昆虫の災(家屋の下部に蛇やむかでのような地を這う虫が加える災禍)・高つ神の災(高いところにいる雷神が家屋に落ちて生ずる災禍)・高つ鳥の災(家屋の上部に鷲や鷹のような空を飛ぶ鳥が加える災禍)・畜仆し蟲物する罪(畜類を殺してその血を取り、悪神を祭って憎む相手をのろう呪術を行う罪)というふうに、こんなに数多くの罪が出て来るであろう。

(5)大祓の行事実施の教示

 このように数多くの罪が出て来れば、天上から伝わった宮廷の儀式に従って、大中臣が神聖な金木(金属のように堅い木)を根もとを打ち切り、先端を打ち断って、中間を沢山の祓えつ物(祓の時、罪を贖うために出す品物)を置く台の上に、祓えつ物のしるしとしていっぱいに置いて、神聖な菅の繊維を、根もとを刈り断ち、先端を刈り切って、中間をこまかく針状に裂いて、祓えの具として用意して、その上で、天上から伝わった神聖な荘厳な祝詞(天津祝詞の太祝詞事)の言葉を宣読せよ。

(6)罪消滅の予言

 このように宣読するならば、天上の神々は住まっておられる天の岩屋の戸を押し開いて、空に幾重にもたなびく雲を神々しい威力で掻き別け掻き別けして、お聞きになるであろう。又地上の神々は、高い山の頂や低い山の頂にお登りになって、高い山の上のいゑり(語義未詳。ただし、仮屋、雲霧といった説がある。)や低い山のいゑりを掻き別けて、お聞きになるであろう。

(7)罪消滅の状況

 このように神々が確かにお聞きになったならば、天皇様の朝廷を初めとして、天下の方々の国には、罪という罪は一切なくなってしまうであろう。その罪がなくなってしまう様子は、ちょうど風の吹き起こる大もとの戸口から吹いてくる風が、空に幾重にもたなびく雲を吹き放ってしまうことのように、又朝方立つ霧・夕方に立つ霧を朝風・夕風が吹き払ってしまうことのように、又大きい港のほとりに停泊している大きい船を船首の縄を解き放ち船尾の縄を解き放って、大海原に向かって押し放つことのように、又遠い向こうの方の繁茂した木の根もとを、よく焼き入れをした鋭利な鎌でもってばっさばっさと切り払うことのように、あらゆる罪は消え去って、後に残る罪は全くなくなってしまうであろう。

(8)罪消滅の経路と神々の関与

 このようにすべての罪をなくしてしまおうとして、今日こうして朝廷において大祓の儀式を行って、祓い清めて下さる罪(具体的には罪を付けた祓えの品物)を、高い山や低い山の頂から勢いよく落下してさか巻き流れる速い川の瀬においでになる瀬織津比咩という神様が、川から大海原へ持ち出してしまうであろう。このように持ち出して行ってしまえば、激しい潮流の沢山の水路が一所に集合して渦をなしているところにおいでになる速開津比咩という神様が、それをかっかっと音を立てて呑み込んでしまうであろう。このようにかっかっと呑み込んでしまえば、息を吹きだす戸口の所においでになる気吹戸主という神様が、それを地底の闇黒の世界(根の国・底の国)へ息で吹いて放ちやってしまうであろう。このように息で吹いて放ちやってしまえば、地底の闇黒の世界においでになる速佐須良比咩という神様が、それを持ってどこともしれずうろつき廻って、ついにすっかりなくしてしまうであろう。

(9)本日の実施の大祓による罪の消滅

 このように罪をなくしてしまえば、天皇様の朝廷にお仕え申し上げる役所役所の役人たちを初めとして、天下の方々の国には、今日から始まって、罪という罪は一切なくなってしまうであろうというわけで、高天の原に向かって耳を振り立ててこの祝詞の声を聞く象徴の物として、儀式の場に馬を引っぱって来て、今年の六月の晦日の夕陽が西に傾く時刻に実施されるこの大祓の儀式に、人々の罪を祓い清めて下さることを、参集した皆の者ら、よく拝聴せよと宣り聞かせる。

後文

(10)祓えつ物棄却の命令

 四つの国(伊豆・壱岐・対馬上県・対馬下県)の卜部らは、大川へ行く道に祓えの品物を持って退出して、大川に祓い棄てよと宣り聞かせる。

中臣祓詞


高天原に神留り坐す皇が親神漏岐神漏美命以て八百萬神等を神集へに集へ給ひ神議りに議り給ひて我が皇御孫命は豐葦原瑞穗國を安國と平らけく知ろし食せと事依さし奉りき如此依さし奉りし國中に荒振る神等をば神問はしに問はし給ひ神掃ひに掃ひ給ひて事問ひし磐根樹根立草の片葉をも語止めて天の磐座放ち天の八重雲を伊頭の千別に千別きて天降し依さし奉りき如此依さし奉りし四方の國中と大倭日高見國を安國と定め奉りて下つ磐根に宮柱太敷き立て高天原に千木高知りて皇御孫命の瑞の御殿仕へ奉りて天の御蔭日の御蔭と隱り坐して安國と平らけく知ろし食さむ國中に成り出でむ天の益人等が過ち犯しけむ種々の罪事は天津罪とは畦放溝埋樋放頻蒔串刺生剥逆剥屎戸許々太久の罪を天津罪と宣り別けて國津罪とは生膚斷死膚斷白人胡久美己が母犯せる罪己が子犯せる罪母と子と犯せる罪子と母と犯せる罪畜犯せる罪昆虫の災高津神の災高津鳥の災畜仆し蟲物爲る罪許々太久の罪出でむ如此出でば天つ宮事以て大中臣天つ金木を本打ち切り末打ち斷ちて千座の置座に置き足らはして天つ菅麻を本刈り斷ち末刈り切りて八針に取り辟きて天津祝詞の太祝詞を宣れ

如此宣らば天津神は天の磐門を押し披きて天の八重雲を伊頭の千別に千別きて聞こし食さむ國津神は高山の末短山の末に上り坐して高山の伊褒理短山の伊褒理を掻き別けて聞こし食さむ如此聞こし食しては皇御孫命の朝廷を始めて天下四方の國には罪と云ふ罪は在らじと科戸の風の天の八重雲を吹き放つ事の如く朝の御霧夕の御霧を朝風夕風の吹き拂ふ事の如く大津邊に居る大船を舳解き放ち艫解き放ちて大海原に押し放つ事の如く彼方の繁木が本を燒鎌の敏鎌以て打ち掃ふ事の如く遺る罪は在らじと祓へ給ひ清め給ふ事を高山の末短山の末より佐久那太理に落ち多岐つ速川の瀬に坐す瀬織津比賣と云ふ神大海原に持ち出でなむ如此持ち出で往なば荒潮の潮の八百道の八潮道の潮の八百會に坐す速開都比賣と云ふ神持ち加々呑みてむ如此加々呑みては氣吹戸に坐す氣吹戸主と云ふ神根國底國に氣吹放ちてむ如此氣吹放ちては根國底國に坐す速佐須良比賣と云ふ神持ち佐須良ひ失ひてむ如此佐須良ひ失ひては今日より始めて罪と云ふ罪咎と云ふ咎は在らじと祓へ給ひ清め給ふ事の由を八百萬神等諸共に左男鹿の八の耳を振り立て聞こし食せと白す



おおはらえのことばについて

http://oshiete.goo.ne.jp/qa/1766137.html

おおはらえのことばについて

質問者:noname#13742 投稿日時:2005/11/08 18:39
いろいろな内容のおおはらえのことばがあるようですが、どのような違いがあるのでしょうか。
とくに知りたいのは最後のところが、はらえどのかみ、となったものと、やおよろずのかみ、となったものがありますがどんな違いがありそれぞれどんな内容のことなのでしょうか。
教えてください。



No.1 ベストアンサー10pt

回答者:Jaldabaoth 回答日時:2005/11/09 14:34
祝詞は全て大和言葉で書かれているうえに、神への奏上を行うものですので、完訳は非常に難しいと思います。
作法にのっとって、目的に沿った祝詞を作る事もよくありますので、個々の違いを網羅することは並大抵の事ではないでしょう。

「はらえどのかみ」は一般的な祓詞で登場します。
掛介麻久母畏伎 伊邪那岐大神
筑紫乃日向乃 橘小戸乃阿波岐原爾
御禊祓閉給比志時爾 生里坐世留祓戸乃大神等(←ここです)
諸乃禍事罪穢 有良牟乎婆
祓閉給比清米給閉登 白須事乎聞食世登
恐美恐美母白須
適当に意訳すると、
「口に出してお名前を申し上げるのも畏れ多い伊邪那岐大神が、筑紫の日向の橘の小戸の阿波岐原で禊祓をなされたときにお生まれになった祓戸大神達よ、
もし諸々の禍事や罪、穢れがあるならば御祓い下さい、お清め下さいと申し上げる事をお聞き届け下さいと恐れ多くも申し上げます」


長文になるので一旦区切ります。

No.2

回答者:Jaldabaoth 回答日時:2005/11/09 14:46
「やおよろずのかみ」は大祓詞ですね。

高天原爾 神留坐須
皇賀親 神漏岐 神漏美乃 命以知氏
八百萬神等乎 神集閉爾集賜比 神議里爾議賜比氏
我賀 皇御孫命波 豊葦原水穂國乎 安國登 平介久 知食世登 事依奉里伎

此久 依奉里志 國中爾 荒振留神等乎婆 神問婆志爾問賜比 神掃比爾掃賜比氏
語問比志 磐根樹根立 草乃片葉乎母 語止米氏
天乃磐座放知 天乃八重雲乎 伊頭乃 千別伎爾千別伎氏 天降志 依奉里伎

此久 依奉里志 四方乃國中登 大倭日高見國乎 安國登 定奉里氏
下都磐根爾 宮柱太敷立氏 高天原爾 千木高知里氏 皇御孫命乃 瑞乃御殿 仕奉里氏
天乃御蔭 日乃御蔭登 隠坐志氏
安國登 平介久 知食左牟 國中爾 成出傅牟 天乃益人等賀 過氾志介牟 種種乃罪事波
天都罪國都罪 許許太久乃罪出傳牟

此久出傅婆 天都宮事以知氏 天都金木乎 本打切里
末打斷知氏 千座乃 置座爾 置足波志氏
天都管麻乎 本刈斷 末刈切里氏 八針爾 取辟伎氏
天都祝詞乃太祝詞事乎 宣禮

此久 宣良婆 天都神波 天乃磐門乎 押披伎氏
天乃八重雲乎 伊頭乃 千別伎爾千別伎氏 聞食左牟
國都神波 高山乃末 短山乃末爾 上坐志氏
高山乃伊褒理 短山乃伊褒理乎 掻別介氏 聞食左牟

此久 聞食志氏婆 罪都云布罪波在良自登 科戸乃風乃 天乃八重雲乎 吹放都事乃如久
朝乃御霧 夕乃御霧乎 朝風 夕風乃 吹拂布事乃如久
大津邊爾居留 大船乎 舳解放知 艫解放知氏 大海原爾 押放都事乃如久
彼方乃 繁木賀本乎 燒鎌乃 利鎌以知氏 打掃布事乃如久
遺留罪波 在良自登 祓給比清給布事乎
高山乃末短山乃末與里 佐久那太理爾 落多岐都 速川乃瀬爾坐須 瀬織津比賣登云布神 大海原爾 持出傳奈牟

此久持出往奈婆 荒潮乃潮乃八百道乃 八潮道乃潮乃八百會爾坐須 速開都比賣登云布神 持加加呑美氏牟
此久加加呑美氏婆 氣吹戸爾坐須 氣吹戸主登云布神 根國底國爾 氣吹放知氏牟
此久 氣吹放知氏婆 根國底國爾坐須 速佐須良比賣登云布神 持佐須良比失比氏牟

此久 佐須良比失比氏婆 罪登云布罪波 在良自登
祓給比清給布事乎 天都神國都神 八百萬神等 共爾聞食世登 白須(←ここです)

完訳は不可能に近いと思います。意訳すらできるかどうか…。古事記やら日本書紀も入ってますし。

最後の方だけ無理矢理訳してみると、
「根の国におわします速佐須良比賣登という神様が穢れをどこか彼方に追いやり、罪穢れも失われているでしょう。
このように失われてしまったものだから、どこを探しても罪というものは存在しないのだと、このように祓え給い清め給えと申し上げます事を天津神国津神をはじめとする、八百万の神様達お聞きくださいと申し上げます。」


さらに区切ります。


No.3

回答者:Jaldabaoth 回答日時:2005/11/09 14:59
祓詞が祓戸大神に「祓って下さい、清めて下さい」とお願いしているのに対し、
大祓詞は「天津神からの神託に沿って、このように大祝詞を奏上しているので、一切の罪穢れは無くなってしまった」ということを八百万の神に報告(…と言ったら語弊がありますが)しています。

備考)
元々大祓詞は中臣の祓えだとか、水無月祓えと呼ばれていたように、
平安の時代に祭祀官だった中臣氏が罪穢れを祓う為に朱雀門で奏上していたものです。
平安時代では6月と12月に行っていましたが、鎌倉時代では6月のみが残りました。
水無月祓えと呼ぶ由来は、この事にあるようです。(徒然草)

長々と乱文、失礼しました。


No.4

回答者:sophia35 回答日時:2005/11/09 18:13

こんにちは。

色々な内容の大祓詞と言うか・・・元々延喜式で定められた諸々の戒律の中の、神事に関する祝詞祭事の取り決めの中で、祝詞が天皇からの勅旨の形になっているもの(天皇から「これこれこんな風に唱えなさいよ」と言わされている・・・と考えられたら分かるでしょうか。ですので、天皇の御詞なども加わっていたりするそうです)を、奏上の形(神様に直接お祈りをする形)にしたり、長い原文を中略したり要約したりしたものなので、結局流れは同じものだと思って構わないのでは無いでしょうか。

ただ、多分、「八百万神」が入る方が神社神道や延喜式を基に作られた日本古来のもので、「祓戸大神」が入る方が、神道の大祓詞ではなく、宮城神仙道を創設した江戸国学者の平田篤胤の解釈の大祓詞だと思うので、これはもう神道とは別のものと考えられた方が良いでしょうね。両方並べて「大祓詞」とは言えないと思います。
ですので、「祓戸大神」となる祓詞に関しては、神道ではなく宮城神仙道の書物などの方が、詳しい解釈が分かると思いますよ。「宮城神仙道 中臣祓 平田篤胤 大祓詞」のキーワードで、幾つか参考になるサイトが見つかると思います。

因みにこの大祓に出てくる「祓戸大神」とは、祝詞の中に出てくる瀬織津姫尊・速秋津姫尊・気吹戸主尊・速佐須良姫尊の四柱の神様を指します。穢れを祓い、気枯れに息吹を吹き込む神様たちですね。古事記などには書かれない、特別な神様です。
祓詞に出てくる「祓戸大神」は、古事記に出てくるイザナギ・イザナミの話の中の、黄泉の国から帰還したときに、イザナギがその穢れを阿波岐原で禊をしたとき、そのイザナギの各部位から生まれでた諸神を指します。全く別の神様ですね。

回答にはなりませんが・・・
調べる為の一参考になれば幸いです。










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